地方独立行政法人の会計情報

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地方独立行政法人の会計情報

公立大学法人や地方独立行政法人に適用される会計基準その他の情報です

秋田大学の寄付金不正経理の続報コメントです

寄付者の同意が必要だとは知らなかった

昨日エントリーの秋田大学の寄付金の会計処理を利用した7億2243万円不正経理の続報です。

kaikeichihou.hatenablog.com

 読売新聞のWEBサイトによりますと発覚の経緯は「国立大学法人の決算は、毎年6月末までに文部科学省へ提出されるが、同省とのやり取りで疑問点が見つかり、大学側が調査して発覚した」と記載されています。金額を見ると「約15億3301万円とすべき損失額を、約8億1058万円と記載した」とのことですから損失を半分近くに減らしたということですね。監査人が定める重要性の基準値はおそらく超えているのではないでしょうか。

 

処理を指示した理事は寄付金を目的外に使用するには「寄付者の同意が必要だとは知らなかった」と言ってるそうです。

産経ニュースによりますと、その指示した理事は「大阪教育大財務部長や上越教育大理事などを歴任した大学事務のベテラン」だそうです。

 

仮に、もし万が一担当理事が寄付金の目的外使用の手続を知らなかったとして、自分自身で決裁を書いて自分自身で伝票を入力しますか?通常は財務部門でいくつかの統制が働くはずですので、そんな単純なミスは発覚するはずです。何故発覚しなかったのでしょうか。

 

学長は「赤字が多いからといって、直ちに大学の評価低下や財務担当理事の責任につながるわけではなく、動機は分からない」と語ったそうですが、真の動機は何だったのでしょう。

 

処分は財務担当理事を学長付理事に更迭、学長の報酬の10分の1、3カ月返上や関係部長、課長の懲戒戒告処分だそうです。

 

この程度の処分で良いんでしょうか?

 

 

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