地方独立行政法人の会計情報

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地方独立行政法人の会計情報

公立大学法人や地方独立行政法人に適用される会計基準その他の情報です

国立大学法人秋田大学で不適切会計だそうです。

不正情報

 秋田魁新報 やYAHOOニューズで報じられていますが、国立大学法人秋田大学の2014年度決算で、不適切な会計処理があったそうです。現時点で大学のホームページでは公表されていません。

 

経常損失を少しでも埋めるために、使途が特定されている寄付金債務を勝手に取り崩して寄付金収益に計上したようです。金額は7億2243万円とのこと。単純な手口ですが、内部監査も外部監査もすり抜けたと記載されています。ちなみに会計監査人は新日本有限責任監査法人です。

 

国立大学法人が財務諸表で不適切会計というのは初めてじゃないでしょうか。誤謬などは以前のエントリーでも記載したように、大阪大学の図書などでもありましたが、意図的な粉飾はなかったような気がします。

 

国立大学法人のような組織で何故粉飾しようという動機が働くのか不思議です。誰がどのような目的で首謀し指示したのか。担当者レベルではそんなことやるはずありません。何のトクにもなりませんので。

 

これで、国立大学法人をはじめとする独立行政法人関係は監査が厳しくなるかもしれません。1校の不正が他校の財務諸表の信頼性まで落とすような気がして、会計人としてちょっと情けないというか悔しい気がします。

 

会計基準関係では附属明細書の寄付金の明細を使途特定と使途不特定の別に記載するなどの改正がなされるかも知れません。

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